制度名(クレジット種類):
J-VER(環境省/経産省/農水省)
プロジェクト実施者:
岩手県気仙郡住田町
プロジェクトの種類:
森林経営活動
プロジェクト番号:
0223
森林・林業日本一の町を目指す住田町の間伐プロジェクト
プロジェクトの概要
- プロジェクト名:森林・林業日本一の町を目指す住田町の間伐プロジェクト
- 方法論名称:森林経営活動
- 実施地:岩手県気仙郡住田町
- プロジェクト期間:2008年4月~2013年3月
本プロジェクトは、住田町有林において、実施したスギ人工林464.40haの間伐による森林吸収量として、25,681t-CO2のJ-VERクレジットが発行されました。
当プロジェクトによるクレジットの販売収益は、全額基金として積み立て、森林整備や木質バイオマスの普及、森林環境教育など地域の森林づくり、人づくりに活用していきます。
住田町(すみたちょう)は、岩手県の東南部に位置する内陸の町です。宮沢賢治もこよなく愛したといわれる種山ヶ原という高原や、日本有数の洞内滝である滝観洞など、豊かな自然を誇る町です。アユやヤマメ、イワナなどが多く生息する清流・気仙川は、住田町を源流とし、カキやホタテの養殖が盛んな陸前高田市の広田湾に注ぎます。隣接する陸前高田市と大船渡市を含めた2市1町は気仙地方と呼ばれ、経済的・文化的に地域間の結びつきが強い地域です。
豊富な森林資源と木材加工施設があることから「森林・林業 日本一の町」を目指しており、FSC認証も取得しています。気仙郡、下閉伊郡南部地方で採れる「気仙杉」は、年輪幅が広く、軽くて軟らかいため加工しやすいのが特徴です。この地方では、古くから気仙大工と呼ばれる宮大工の技術が高い評価を受けています。